山々に囲まれた安倍ごころで多くの来場者が集うアベオクマルシェ

OKUSHIZU × FOOD × PEOPLE × FUTURE

地域のいいものを、
次の賑わいへ。

アベオクマルシェは、静岡市山間部・オクシズの安倍川流域を舞台に、地域の食・農・ものづくり・体験をつないだ一年間の地域活性化プロジェクトです。

PROJECT PERIOD2024.12 — 2025.12
地域活性化安倍川流域の賑わい創出
6次産業化つくる・磨く・売るをつなぐ
認知向上アベオクの魅力を地域外へ
地域継承一年後、地域へバトンタッチ

ABOUT THE PROJECT

単発イベントではなく、
一年で地域の動きをつくる。

目的は「マルシェを開催すること」ではありません。地域の人と資源を見つけ、商品や見せ方を磨き、販売の経験を重ね、その後も地域で続けられる形へつなぐことです。

冬の閑散期にあえてスタートし、毎回のテーマと役割を変えながら、来場者に「行けば新しい発見がある」と感じてもらう場を設計しました。成功だけでなく、運営上の失敗も次回の改善材料として蓄積しています。

冬の山並みを背景に体験企画が行われる初回のアベオクマルシェ
START 2024年12月、小さく始めて関係をつくる。

ONE-YEAR DESIGN

一年を4期に分けた実行計画

毎月の開催を、同じことの繰り返しにしない。各期で役割を変え、次の段階へ進むための検証を行いました。

01DEC — MAR

仲間集め

まずは地域内外の出店者、協力者、来場者との接点を増やし、継続するための土台をつくる。

02APR — JUN

地元のいい物を発掘

農産物、茶、蜂蜜、わさび、花、木材、体験など、地域にある価値を見つけて表に出す。

03JUL — SEP

販売とブラッシュアップ

売り方、見せ方、価格、導線を検証。来場者の反応から商品と運営の精度を上げる。

04OCT — DEC

次につながる運営

地域主体で継続できる役割分担と運営方法へ。イベントを地域の資産として残す。

SELECTED RECORDS

開催を重ねながら、場の役割を変えていく。

写真が多い回・少ない回にかかわらず、各回で何を試し、何を得たのかを中心に記録しています。

202412.22第1回

START / CHRISTMAS MARKET

まずは小さく始め、地域の顔をつなぐ。

地元の農産物、茶、蜂蜜、クラフト、体験を一つの場に集めた初回。売ることだけではなく、出店者同士と来場者が知り合う「仲間集め」の起点としました。

初回に行われた屋外体験企画
202501.26山暮らし

NEW DISCOVERY

「また来たい」をつくるため、毎回に変化を。

浜松の人気店を招き、地域外の魅力も組み合わせました。地元野菜、蜂蜜、スイーツなど、日常の延長ではない発見を用意し、マンネリ化を防ぐ設計です。

2025年1月26日開催の案内 地域で育てられた色鮮やかな野菜 苺を使ったスイーツ オクシズ産蜂蜜の出店紹介
202502.23冬の集客

GUEST & PROMOTION

閑散期にこそ、強い企画で勢いをつくる。

高橋正純さんをゲストに迎え、地元の農産物や蜂蜜を味わっていただきました。会場である安倍ごころの足湯も体験いただき、普段は見落とされがちな施設の魅力発信にもつなげました。自転車の駅もパネル展示し、地域内の回遊と発信を意識した回です。

ゲスト企画に集まる来場者ゲストとコーギーたちの記念写真館内で行われた体験企画
202503.23発掘

LOCAL PRODUCTS

地域の作り手と商品を、来場者の前へ。

茶、農産物、加工品、体験など、地域の「いいもの」を実際に手に取り、話を聞ける場へ。商品だけでなく、生産者の背景まで伝えることを重視しました。

地域の食品や商品が並ぶ会場来場者の親子の笑顔
202504.27検証

TRIAL & LESSON

音楽企画の失敗から、運営基準を見直す。

地元バンドの希望を受けて演奏企画を実施しましたが、進行の遅れ、音量、周辺環境への配慮などに課題が残りました。以後、出演条件、時間管理、音響基準を事前に定める重要性を共有しました。

学び:企画の善し悪しは出演者の希望ではなく、来場者・周辺環境・運営全体への効果で判断する。

屋外で行われた音楽企画出店ブースの様子
202506.22広がり

FLOWERS & FAMILY

花と木と体験で、新しい客層を迎える。

地元の花屋が参加し、会場に新しい雰囲気が生まれました。オクシズ材を使った「シズレンガ」も用意し、子どもと家族が滞在しやすいマルシェへ広げました。

花や植物が並ぶ出店ブース会場を訪れた犬たち実演販売されるたい焼き
202507.27夏対応

INDOOR MARKET

暑い時期は、館内の魅力を厚くする。

気温と滞在環境を考え、館内のクラフト、体験、美容、休憩機能を充実。屋外飲食と館内販売を分け、夏でも無理なく回遊できる構成にしました。

館内に並ぶ器やクラフト作品屋外のコーヒー出店館内で行われた親子向け体験
202508.31文化

CULTURE & COOL SWEETS

地域文化と夏の楽しさを組み合わせる。

和太鼓の演奏と冷たいスイーツを組み合わせ、暑さの中でも立ち止まる理由をつくりました。季節に合わせて「何を売るか」だけでなく「どう過ごしてもらうか」を設計した回です。

屋外で行われた和太鼓演奏夏の冷たい苺スイーツ

RESULT & HANDOVER

一年で得たものを、
次の運営へ渡す。

アベオクマルシェの成果は、来場者数だけでは測れません。

地域資源の見つけ方、出店者の組み合わせ、季節への対応、企画の選び方、失敗時の修正方法。その一つ一つを実地で検証し、次の人が使える知見として残しました。

01地域資源の可視化農産物・加工品・文化・体験を一つの場で紹介
02販売機会の創出作り手が来場者の反応を直接確かめる場を用意
03運営知見の蓄積成功例と失敗例を同じように記録し改善へ
04地域への継承主催者だけに依存しない次の運営を目指す

VENUE

静岡市賤機都市山村交流センター
「安倍ごころ」

静岡県静岡市葵区牛妻2352

館内外のスペースに加え、足湯など施設そのものの魅力も発信材料として活用しました。

アベオクマルシェ実施期間:2024年12月 — 2025年12月企画・運営:パーティープラス